今回の廈門旅行ではホテル インディゴ廈門ハーバー(厦门海港英迪格酒店)に宿泊しました。この記事ではホテルの評価や感想について書きます。
ホテル インディゴ廈門ハーバーは、日本でエクスペディアから予約したのですが、初めての廈門でまずぶつかったのが、どこらへんのエリアに泊まるのがよいのかさっぱりわからないという問題です。
たいていの旅行先では、駅の周辺や繁華街など、ホテルが集中しているエリアがあるので、土地勘がなくてもだいたいわかりますが、廈門の場合、ホテルが広い範囲に点在しているうえに、それぞれ距離が離れているので、ぱっと見まったくつかみどころがありません。

ともかく色々ネットの情報を見て、中山路が繁華街であることだけはわかったので、中山路から徒歩圏内という条件で探した結果、ホテル インディゴ廈門ハーバーにたどり着きました。
なお、わが家は4歳の息子を連れているので、格安ホテルではなく、ある程度ゆったり過ごせるクラスのホテルで選びました。正月料金もあるのか、エクスペディアで1泊朝食付きで1部屋2万円近くしたので、それなりに高級の部類に入るホテルだと思います。
というわけで、以下感想です。

◾ロケーション
オーシャンビューでコロンス島を眺めることができ、中層階以上の部屋であれば景色はバツグンに良いです。
観光の拠点としても、中山路の入り口のバス停(海滨大厦・轮渡码头)はたくさんの路線が乗り入れている交通の要衝なので、不便はないと思います。というより、廈門市内はバスだけでなくBRTなど公共交通機関が充実しているのと、結局どこに行くにも徒歩で移動できる距離感ではないので、利便性という点ではどこでもそんなに変わらないのかもしれません。むしろホテルの近くにあってほしいのは飲食店やコンビニなので、ホテル選びにあたってはそちらを気にした方がよいかも。
その点ではホテル インディゴ廈門ハーバーは、良くも悪くもない、という感じでしょうか。以前の記事でも書きましたが、中山路に行けば、飲食店やコンビニはあるにはあります。ただ、デパートが並ぶような通りなので、庶民的なお店がすごく充実しているわけではなく、路地にちょこちょこある感じなのでお店の選択肢は限られます。
場所はこちら↓
◾サービス
モダンなデザインの建物とは裏腹に、良くも悪くも家庭的な雰囲気のサービスでした。フロントは英語を話す人と話さない人がいたり、スタッフが若いせいか、フレンドリーで一生懸命対応してくれるのですが、なんとなく小慣れてなくて、洗練された対応とは真逆の感じ。でも、子どもにはぬいぐるみをくれたり、親切な対応ではあるので快適に過ごすことができました。




◾お部屋
スタンダードルームで予約していたのですが、たまたま空いていたのか、ベッドルームとリビングルームと二部屋ある広い部屋でした。そのかわり低層階で景色はイマイチでしたが、ベッドルームで子どもを寝かせて、大人はリビングでテレビを見たりできるので、子ども連れには使いやすい間取りでした。
また、お風呂は大きなバスタブがあり、お金持ちな気分になれました。もしかすると、結構いい部屋だったのかも。
◾朝食
朝食はバイキング方式です。パンの種類が豊富なのと、麺・粥が充実しているのが特徴ですが、個人的にはご飯とおかずをたくさん食べるのが好きなので、全体のレベルは高いとは思うものの、好みとしてはやや物足りなさがありました。
もちろんご飯とおかず系もあるにはあるのですが、おかずの種類があまり多くないのが残念。。
レストランからはコロンス島が眺められて、雰囲気はバツグンにいい感じでした。





◾その他
昼下がりに子どもを昼寝させていると、突然非常ベルが鳴って騒然となる事件がありました。中国のホテルなので火事が起こったとしても不思議ではなく、本当に火事かも!と子どもを抱えて脱出準備をしていたのですが、結局誤作動でした。
すごくスタイリッシュな雰囲気のホテルではありますが、こういうところが中国っぽいよな、、と思いました。。
◾総評
比較対象がないので、良いのか悪いのか何とも言えませんが、率直な印象としては、結構いい値段する割には随所に抜けてるところが見え隠れするホテル、、という感じでしょうか。。(悪く言うと、どことなく漂うハリボテ感)
もちろん全体としては十分満足してるので、1泊1万円だったら文句ないのになあ、、というコスパ部分だけが気になりました。