中国人向けツアーで福建土楼へ(2/3)

日帰り福建土楼ツアーのバス

色々と謎の多い、廈門から永定土楼に行く中国人向けの日帰りツアー。この記事ではホテルを出発して、土楼に到着するまでの道のりをレポートします。(ツアー申込の経緯は前回の記事にて)

申し込みの際に指示されたのは、
・朝6:55にホテルの前の大通りで待つべし
・ピンク色のコートを着た女性が来る
・ツアー代金は彼女に支払うように
の3つです。

本当にこんなのでちゃんとお目当てのバスに拾ってもらえるのか不安でしたが、ひとまず6:55にホテルの前の大通りで待ちました。

ヒントはピンク色のコートを着た女性、というだけなので、該当する人物を探したところ、それらしき女性を発見。しかし、ツアーの人ですか、、?と聞いたところ、違うとのことで、なんと人違い。っていうか、この待ち合わせシステムどうにかならないのか。。

結局、7:10ごろに大型の観光バスがやってきて、中からピンク色のコートを着た若いガイドさんが出てきました。まずはバスに乗って!ということで、無事ピックアップされ、慌しくツアー開始です。

福建土楼ツアーのバス車内
福建土楼ツアーのバス車内。意外にみな静かでマナーもよい

バスの中で次々にスマホ決済

その後もホテルに立ち寄りながら、参加者をピックアップして回り、満席になったところで、いよいよ高速道路に入り、廈門島から中国本土に向けて走り始めました。参加者は全員が中国人のようですが、数組台湾人もいました。

全員揃ったところで、おそらくツアーの行程や見どころの説明らしきものが始まったのですが、ラッパーばりの早口の中国語で、私たちの中国語力では全く聞き取ることができず。。

そうこうしているうちに車内でツアー代金の回収が始まりました。ガイドさんが前方から一人一人回収して行くシステムですが、中国人の支払いを見ていると、ほとんどの人がキャッシュレスで、スマホ画面で決済してました。



私たち日本人は残念ながらスマホ決済できないので、時代遅れ感を感じつつ、現金で大人168元×2人、子供100元×1人分を支払いました。

お店でピッとスマホ決済するのは日本でもApple Payとかでできますが、こういう時にも使えるのはすごいなぁと思いましたが、よく考えたらむしろこういうお釣りに困る場面の方が便利だなと実感しました。

土楼ツアーの途中で立ち寄る工場
土楼ツアーの途中で立ち寄る工場

トイレ休憩で爆買いタイム?

7:10にホテルを出発して、ちょうど2時間経った9時すぎにトイレ休憩のため、何やら工場のような施設に立ち寄りました。

トイレ休憩も兼ねつつ、ツアーではおなじみのお買い物タイムです。この施設はなんと枕工場で、枕の製造工程やこだわりがパネルで紹介され、最後は販売会が始まりました。

安いツアーなのでお買い物タイムは理解できますが、しかしなぜ枕なのか。。みんな観光目的でツアーに参加してるんだから、せめてその地域の特産品みたいなものの方がいいんじゃなかろうか。。



さすがの爆買い中国人客も、食いついていたのは半分ぐらいで、もう半分ぐらいはヒマそうに時間を潰してました。

なかなか買い物タイムが終わらないので、工場の外に出たら、ちょっとした売店があったので、緑豆餅を買って休憩。一個4元もしました。日本のコンビニと変わらないぐらいの値段です。

結局1時間半ほど工場に滞在し、再び出発したのは10:45でした。いくらなんでも長すぎ。。

工場の一角にある露店
工場の一角にある露店

そして出発時にもすったもんだがありました。ツアー客が1組バスに戻って来ず、それに気づかずに運転手が出発しようとしたところ、他のツアー客たちが「1組乗ってないよ!!」と声を上げ、事なきを得る一幕がありました。

たまたま同じバスに乗り合わせただけの他人なので、中国人のドライな気質からしたら無視してもおかしくないのに、そんな親切心があるとはちょっと意外でした。

そしてそこから1時間ほど走ると、車窓に土楼らしき建築物がちらほらと見えてきました。観光用の土楼もありますが、ほとんどはリアルに生活の場として使われているようです。

土楼ツアーのランチスポット
土楼ツアーのランチスポット

中国人観光客気分でランチ

11:45、再びお土産物屋のようなところで停車。今度は福建省名物の烏龍茶の販売店兼レストランのような施設です。最初にお茶コーナーがあり、店員さんがお茶を入れてくれて、試飲して気に入れば購入もできます。

さすがにお茶を飲んで買うだけなら15分もあれば十分ですが、またもここで45分ほど時間を費やし、他のツアー客もイライラしてきたところで昼食タイム。

併設のレストランに移動すると、大きい円卓がたくさん並んでおり、ガイドさんの指示により指定されたテーブルに着席。おそらく人数がぴったりになるように、席割りが決まっているようでした。

私たち3人も8人掛けの円卓に中国人に混じって着席。円卓の真ん中にご飯とおかずとスープがドカドカと並べられ、各自よそって食べる方式です。

土楼ツアーのランチはみんなで円卓を囲む
土楼ツアーのランチはみんなで円卓を囲む

見知らぬ人と円卓を囲んだときに、中国ではどう食べるマナーになっているのかよくわからないので、他の人の動きを観察するとこんな感じ。

・箸と食器をティッシュで拭く(みんなマイティッシュを持ってる)
・まずご飯を茶碗によそう(目の前にご飯がある人が最初によそい、速やかにテーブルを回転させていく)
・ご飯の上にガンガンおかずを載せて食べる。おかずは直バシでOK。
・最後にスープをグイッと飲んで終了

以上が恐ろしいスピードで行われ、ほとんどの人はものの5分ぐらいで昼食を終了し、さっさと店を出て行きました。

私たちは子供がいることもありますが、そうじゃなくてもさすがに5分でかき込むように食べる習慣はないので、日本のペースでご飯とおかずを三角食べしていると、いつのまにかテーブルに残っているのは私たちだけに。。



メニューは、海苔のスープ、豆、キクラゲ、湯葉、キャベツ炒め、大根の煮物、刻みたくわんなど、ザ・家常菜という感じのラインナップでどれもとても美味でした。普通のお店ではなかなか食べられないので、こういう機会はとても貴重です。

一部辛いものもありましたが、基本的に4歳児でも食べられるぐらいアッサリした味付けで、感覚的には日本の家庭料理と変わりません。これなら毎日食べても飽きなさそう。

怒涛のようなスピードで昼食終了
怒涛のようなスピードで昼食終了

しかし、なぜ中国人はあんなに食べるのが早いのか。。別に急いでいるわけではなく、結局食べ終わった人も何をするでもなく、駐車場でブラブラしてるだけ。

感覚的には栄養ドリンクをグイッと飲むぐらいの調子で、なんとなく根本的に日本人とは食事に対する価値観が違うような気がしました。そもそも昼食以外にバスの中や途中の休憩でも、みんな大量におやつを買い込んで、ずっと何かを食べていたので、お腹すいてないんだろうな。。

12:50、食事を終えて、いよいよ土楼に向けてバスは出発しました。

中国人向けツアーで福建土楼へ(3/3)に続く

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